磁気測定器とは、磁束密度や磁束量分布、磁化特性等を測定する機器の総称で、特に磁石や磁極間の磁束密度を計測するものをガウスメータと呼びます。ガウスメータを使うことで、磁石の着磁量や残留磁気の検出、地磁気の観測、電子回路上で発生する微少磁界等の検出などが可能となります。

ダイヤと量子で脳の磁気を測定して認知症を見つける
東京工業大学の研究室が、ダイヤモンドを測定装置にする研究をしています。そしてその測定装置を認知症の検査機器にしようとしています。「認知症、脳、磁気、ダイヤ、量子、センサー」の6つの要素にわけて解説します。
ダイヤ量子センサーのような、見えないものを測定したり、見えなくても測定できたりできるツールは、脳の測定に向いているのです。

ガウス・テスラメーターについて
ガウス・テスラメーターは、磁束密度を測定できる装置です。磁束密度とは、単位面積あたりを貫く磁束のことで、CGS単位系では...