一般的な圧力計の種類や主要メーカーについて

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圧力計には測定原理や形状、性能などに応じて多くの種類があります。また、多くのメーカーが取扱っており比較的手軽に入手できる測定器とも言えます。
具体的にどのような分類がされ、どこに着目して選ぶ必要があるのでしょうか。

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ブルドン管圧力計の概要

「圧力計」にも様々なタイプがあります。その中でも一般的に使用されているのが「ブルドン管圧力計」と呼ばれるものです。見た目も計測原理もシンプルな圧力計です。アナログ式のメーター下部には接続部があり、配管システムの一部に接続することでシステム全体の状態を管理するのに役立ちます。例えば気体や液体を、あるシステム内で流動させる場合管を通して運ぶことになります。しかしどれほどの流量があるのか、また漏れが生じていないかといったことは常に把握しておかなければ大きな事故にも繋がりかねません。透明の管にしたところでこうした状態を視覚的に知ることは難しいでしょう。そこで圧力計を接続し、定量的にこれを知る必要があります。

圧力とは単位面積当たりにかかる力のことです。圧力計の接続部分先端の可動部は流体からの圧力を受けることで変位し、この変位量が針の回転に寄与することになります。変位量は圧力に比例、針の回転量とメーターの目盛が対応し目で見てもどれくらいの圧力が配管内部でかかっているのか知ることができます。

主な種類

ブルドン管圧力計を細かく分類すると

  • 汎用圧力計
  • 小型圧力計
  • 密閉型圧力計
  • グリセリン入圧力計

などに分けることができます。これらは圧力計の設置場所や流体の種類などに応じて使い分けることになります。汎用圧力計を使うことが多いですが、圧力計は接続すると管から一部突出した形になってしまうため、スペースが確保できない場所に設置する場合には小型圧力計を使用するか、もしくはその場所に設置しなくても良いように配管を最適化する必要があるでしょう。また、屋外で使用する場合には、雨露などの影響も考慮しなくてはなりません。密閉型圧力計であればこのような条件下でも問題なく使用していくことができます。グリセリン入圧力計は圧力計内部にグリセリンが封入されています。こうすることで、圧力を受けた際の変位速度が調整され、感度を下げることができます。つまり、管内部の圧力変化が生じても即座にメーター内の針が動作しなくなります。グリセリン入圧力計を使うことのメリットは、振動がある環境や、計測対象である流体の脈動が激しい場合にあります。感度が良い圧力計だと、振動の強い環境下で絶えず針も動いてしまい、目盛を正しく読み取ることが出来なくなってしまいます。機械振動の激しい場所で使用すると良いでしょう。

特殊な液体を使用する場合や、形状、その他特別な性能が必要な場合には圧力計のメーカーに問い合わせてみましょう。希望に応じた圧力計の製作依頼をすることもできます。

圧力計の主要メーカー

圧力計を製造しているメーカーは多数あります。圧力計のみを専門とするメーカーは少なく、計測機器を製造するメーカーがその一製品として圧力計も取り扱っているケースが多くなっています。

  • 右下精器製造株式会社
  • 山本計器製造株式会社
  • 長野計器株式会社
  • 株式会社第一計器製作所
  • 株式会社高島計器
  • 株式会社山陽計器製作所

など、この他にも多数のメーカーが圧力計を製造しています。

圧力計は使用環境によっては交換をする機会も多いです。そのため、壊れにくい圧力計を選ぶことも重要ですが、逆に交換することを見越して価格の低い圧力計などを選択することもよくあります。例えば右下精器製造の汎用圧力計などは1,000円程度の価格でありながら良品質なため、よく使用されています。同様に長野計器や山本計器製造の汎用圧力計も比較的安価かつ良品質であるとしてよく選ばれています。

圧力計の基本的な選び方

圧力計を購入する前にはいくつかチェックしなければならない項目があります。

  1. 圧力の程度
  2. 設置場所
  3. 接続方法

最低でもこれらは考慮して選択しなければ、まったく使い物にならないということも起こり得るでしょう。

圧力の程度として、「MPa」単位のものが多いですが、「0~0.4MPa」「0~0.6MPa」「0~1MPa」など様々です。例えば予想される圧力が0.5MPaであれば、「0~10MPa」や「0~0.5MPa」のものよりも「0~1MPa」の圧力計であるほうが望ましいです。

特に接続については多少のずれも許容されません。ネジの種類およびサイズはぴったり合わせないと接続自体が不可能になるか、接続ができても接続部に負荷がかかり破損することや正しい計測ができなくなることもあります。ネジの種類には「G」と「R」が、サイズには「1/2」「3/8」「1/4」「1/8」などが主なものとしてあります。対になる接続部分の種類とサイズをよく確認しておきましょう。

圧力計を安価に購入するには

圧力計、特に使われることの多いブルドン管圧力計について紹介しました。測定器は数百万円もするような機器も珍しくありませんが、汎用圧力計などは構造も単純で安価に購入することができる測定器です。しかし計測する圧力の大きさや接続部分の形状については注意して選ぶ必要があるでしょう。

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ライター紹介
ライタープロフィール
YuKi

元メーカー勤務の開発員、現フリーランス。Web系エンジニアや気象予報士、ライターなどとして幅広く活動。

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