レーザー水準器の特徴や製品の選び方について

レーザー水準器

水準器にはいくつかの種類があり、気泡管水準器はその代表的な存在です。原理や構造も比較的単純です。これに対しレーザー水準器というものもあります。レーザー光を使うことで気泡管水準器の機能を拡張するように機能します。ここではレーザー水準器について測定の原理や構造などを紹介していきます。

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レーザー水準器とは

水準器はある面が地面に対して水平になっているかどうか測定する測定器です。気泡管が付いており、その内部にある気泡の位置から角度を読み取ります。精度や感度、サイズなどは製品によって異なりますが、基本的に安価でDIY目的でも使いやすい測定器です。しかし気泡管水準器では、測定器を設置したその面の角度しか読み取ることができません。あくまでも設置する面を測定しているだけです。そこで水準器にレーザーポインターを付けることにより、測定器から離れた場所でも水平を測定できるようにしたのがレーザー水準器です。

構造

構造はレーザー水準器でもシンプルで、気泡管水準器にレーザーポインターを内蔵した形になっています。しかしレーザー水準器では特に壁などにも設置しやすいよう、スタンドやウォールホルダーが一体になっているものが多く、マグネットが付いているものも多いです。気泡管水準器と同じ使い方もできますが、レーザーを使用する場合の多くは水平線や基準線を示したい時です。設置した場所そのものの角度を調べるのではないため、地面や壁に付けることが多く、三脚などに装着しやすい構造となっています。

原理

気泡管の中には液体が入っており、気泡はこの液体よりも軽いため上に移動してきます。この原理を活用し、気泡が気泡管中央に位置することで水平であることを読み取っています。設置面の角度に応じて気泡の位置が左右にずれるため、気泡管に目盛りを付けておくことで具体的な角度を知ることもできます。

三脚等にレーザー水準器を設置し水平になるようにセットすれば、そこから照射されるレーザーも水平となります。そのため、そこから離れた場所の水平を調べられます。

特徴

気泡管水準器とは違い、離れた場所でも水平出しができるという特徴があります。製品の性能にもよりますが、レーザーを使用すれば測定面から数十メートル離れた場所であっても測定可能です。回転可能なレベル台がセット可能なタイプであれば水平を保ったまま別の場所の水平を示すこともできるようになります。

このほか特徴ついて簡単にまとめると、比較的小さな測定器であること、操作も簡単である、ということが言えます。しかし気泡管水準器と比較した場合、やや高価になり、レベル台や三脚など別の製品が必要になるなど、レーザー水準器だけで完結しないケースもあると言えます。

レーザー水準器の使用場面

水準器自体、色んな業界で使用されています。建築の場面などでは特に必要性が高く、そのほか土木や測量などの分野で多く使われています。レーザー水準器でも使用される場面はほぼ同じと言えるでしょう。ただし、あるひとつの対象物の水平具合を調べるのではなく、基準を作り出すという役割があるため、基本的には物に乗せるよりも三脚等でセットして使うことになるでしょう。物の高さを揃えるときや、一定の角度で物を配置させる場合のように、位置決めをしたい場面で重宝します。

例えばオーディオの位置合わせをしたい場合、壁にスピーカーを設置しますが、高さがずれていると見栄えが良くありません。そこで壁にレーザー水準器を設置し基準線となるようレーザーを照射します。すると地面に対して平行にセットすること、そして左右の高さを合わせることもできるようになります。

レーザーを使用することで基準が視認でき、素早く作業を進めることができるようになるのです。このようにDIYに使用することもできますし、もちろんプロが仕事として使用することもできます。配管で壁に穴を開けるような場面でも、管をまっすぐつなぎ合わせたときに突き当たる壁の位置を知り、適切な位置に穴を開けるということもできるようになります。

レーザー水準器の選び方

レーザー水準器を選ぶ際には、どのような環境で使用するのか、どのように使用することになるのか、といったことを考慮しましょう。具体的には、レーザーの照射距離がどの程度あるのか、測定器の形状、必要なアタッチメントなどです。照射範囲は10mから30mなど、数十mの範囲であることが多いですが、屋外で使用するのか、また気温や室温などによっても範囲は変わってきます。また、三脚などに立てる必要があるなら、それらと接続ができるようなタイプであるほうが望ましいでしょう。

BOSCHミニレーザーレベル

「BOSCH」のミニレーザーレベル「GLL 1P」では、手のひらサイズで非常にコンパクトです。値段も5000円クラスとDIY目的でも入手しやすいでしょう。

BOSCH(ボッシュ) レーザーデジタルレベル

同じ「BOSCH」でも長さが60㎝ほどある大きなサイズのものまで様々です。デジタル式の「GIM 60LN」では2万円近になるなど価格にも大きな違いがあります。

ほかにも「ムラテックKDS」のコンパクトなタイプ「KLM-1P」では5000円クラス、「STS」のデジタル式「DL600LV」では1万円を超しているなど、多くのメーカーにおいてデジタル式では数万円かかるという相場が見えてきます。

レーザーが内蔵されることでより便利になるレーザー水準器

レーザー水準器は、通常の水準器にレーザーが内蔵されることでより便利なものとなっています。気泡管タイプより価格は上がりますが、高価な測定器というわけではなく、DIYなどにも使いやすいでしょう。汎用性が高いためひとつ持っておけば色んな場面で役に立つでしょう。

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ライター紹介
ライタープロフィール
YuKi

元メーカー勤務の開発員、現フリーランス。Web系エンジニアや気象予報士、ライターなどとして幅広く活動。

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