【工場機械】廃棄?売却? 工場や倉庫で不要になった機械を処分する方法

工場の設備の入れ替え、倉庫の移転や閉鎖。その時不要になる機械が…。
経年劣化や故障で廃棄しなければならない機械がある。

さまざまな理由から、工場で不要になった機械を処分したいが、一体どうすればいいのか?
意外にこう言った悩みを抱えている方は多いようです。
工作機械等、工場の機械は廃棄することももちろんできますが、売却の可能性を考えてみたことはありますか?

今回の記事では、「売却できる機械とは?」「買い取りに出す方法は?」 そのポイントをまとめたいと思います。

工場の機械を処分したい! その前に確認すべきことがあります

使わなくなった機械は、廃棄か売却かどちらかを選ぶことになります。何を基準に決めればいいのでしょうか?基本の確認事項は下記の4つです。

① 対象となる機械の状態は?
② 対象となる機械の材質は?
③ 中古での需要はある?
④ いつまでに処分する?

まずは①機械の状態です。
故障等がなく動作するかどうか、動いていても不具合のある部分はないのかといった具体的な確認が必要です。古い年式や旧型の機械であっても動作に問題がなければ中古で活用される可能性が高くなります。

材質の確認(②)も重要です。金属だけで構成された機械であれば、金属としての買取も視野に入ります。ガラスやプラスティックが含まれていると、金属としての買取対象にならないので注意が必要です。

続いて、③の機械の価値や中古需要の有無の確認は、ネットでの検索が有効です。中古であっても一定の価値がある機械がありますので、決めつけずに確認してみることをお勧めします。

最後に、④の機械をいつまでに処分したいのかも大切な確認ポイントです。
いつまでに処分したいのか、正確な日程を設定しましょう。スケジュールに余裕があれば、複数の処分方法から選ぶことができるからです。例えば、工場の引っ越しなどで即時処分したいという場合では、迅速に処分できるかどうかが優先されます。スムーズに処分するためには、処分する期限をできる限り早めに設定して手配することがポイントになります。

【補足】基本の条件の確認は上記の3つになりますが、買い取り相場についても事前に確認することをお勧めします。
✔︎ 業者が公表している買取価格を確認する
✔︎ インターネット査定などで業者に実際に査定してもらう
✔︎ネットオークションやフリマアプリに出品されている場合は落札相場を確認

工作機械などは、メーカーや種類も豊富なので、その個体の状態や中古市場の動向によって査定の結果も大きく変わります。

それ故、もっとも確実なのは業者査定となりますが、業者によっては、かなり低い査定金額を故意に提示してくるところもあるようです。査定額を鵜呑みにせず、複数の業者に査定してもらうなど、客観的に判断できるようにしましょう。

機械を廃棄処分するとなったら…?

機械を実際に廃棄処分するとなったら、いくつかの方法が考えられますが…
① 製造した会社や販売店に引き取ってもらう
② 専門業者に買取してもらう

会社によりますが、その機械を製造したり販売したりした企業で、不要になった機械を下取りする仕組みがある場合があります。機械を買い換えるタイミングで、無償で使わなくなった機械を引き取ってくれるケースや、有料で引き取り可能な業者など対応はまちまちです。まずは、その会社の対応を確認してみることをお勧めします。

※基本的には、機械の下取りはあくまでも新規購入者向けのサービスであることが多いです。そして、全ての販売店/企業が実施しているとも限りません。また、一定額以上の購入が必要であったり、指定メーカー・種類の機械に限定していることも。状況に流されて、「結局損してしまった」とならないよう、下調べはきちんとしておきましょう。

ちなみに、事業用の機械は自治体に回収してもらったり、廃棄することができないので注意が必要です。処分したい場合には、専門業者への依頼が必要になります。不用品回収などの専門業者に処分してもらうのも王道の手段と言えます。
会社にもよりますが、直接持ち込みや、宅配での回収、出張回収など、都合に合わせた方法で引き取ってもらうことが可能です。

※事業用の工作機械等は、産業廃棄物として扱われます。それ故に、自治体でのゴミ回収に出すことはできません。
処分のためには、専門業者(産業廃棄物収集運搬許可を取得済)への引き取りの申し込みが必要となります。小型のものであっても、自治体での回収が難しいということは認識しておきましょう。
※ゴミとして自治体回収に出したことが判明すれば、廃棄物処理法違反となります。これは、企業としての信用度にも関わりますので、重々認識しておきたいですね。

【参考】 ※もっと詳しく知りたい方はこちらもご確認ください※
不要な機械などの産業廃棄物は、廃棄物処理法「排出事業者処理責任の原則」に則り、機械を廃棄する専門業者が処理する必要があります。特に処理業者に委託する際は、誤った方法で委託してしまうと、委託元である事業者が、非常に重い罰則を科せられる可能性もあるので注意が必要です。廃棄物の運搬については、「産業廃棄物収集・運搬業許可」が必要になります。処分については「産業廃棄物処分業許可」を持つ「産業廃棄物処理業者」に委託しなければなりません。

買い取りに出すことができる機械の条件

どんな機械でも買い取りに出せるわけではありません。買い取り可能な機械の条件を見てみましょう。

【買取してもらえる可能性が高い機械は?】
• 人気メーカーの機械
• 中古需要が高い
• 新しい年式のもの
• 使用期間が少ない(使用感)
• 故障や動作上の不具合がない
• 外観の傷や汚れが少ない
• 付属品が不足していない

中古でも需要がある機械なら、基本的に買い取り可能と考えられます。工場機械の買い取り業者のサイトを調べれば、その時期に買い取りを強化している機械が把握できるので、まずはチェックしてみましょう。
さらに、業者によって査定基準は異なります。ある業者で買い取り不可となっても、別の業者では買い取りできる場合があります。

次に大事なことは、機械の動作に支障がないかという点。問題なく動く機械であるかどうかは、重要度の高い条件事項になります。特に長い間稼働していなかったものなどは、部品が劣化して不具合があることも考えられます。古い機械については、現時点では正常に動いていても、内部で部品の劣化が進んでいることもありますので注意が必要です。いずれにしても、入念に確認することが必要です。

また、気をつけたいのが端末と連動している機械のOSのバージョンです。OSが古すぎる場合は、機械そのものの動作に支障がなくても動かすことができないので買い取り不可にあたることが多いです。こちらの条件もしっかり認識しておきたいですね。

実際の売却方法

それでは実際の売却手続きについてです。工作機械の売却先はどんな会社が考えられるのでしょうか?

大まかには、二つの買い取り業者が存在します。
① 中古工作機械の買取専門業者
② 不用品回収業者
この2つがあることをまずは覚えておきましょう。

まず①中古工作機械買取専門業者についてです。
不要になった機械を幅広く買取してもらえて、クリーニングや調整をして再販している会社になります。機械の買取を希望するなら、まずは査定を申し込みましょう。

豊富な専門知識に基づいて、対象の機械を査定してもらえます。
提示金額で問題がない場合には、正式に買い取りの依頼に進みます。

※中古工作機械買取専門業者においては、買取が困難なものは引き取り処分にも対応することができないということも認識しておきましょう。

次に、②不用品回収業者についてです。
不用品回収業者の中には、機械の買取を行っている業者もあります。選択肢に入れる場合は、こちらもまずは査定依頼を出しましょう。知っておきたいのは、中古工作機械買取専門業者に比べで、不用品回収業者では買取の対象となる種類やメーカーが限られていることです。

その一方で、不用品回収業者に頼むメリットもあります。買取が不可となった場合にも、そのまま引き取り処分をしてもらえることが多いです。また、機械以外の不用品を同時に買取してもらうこともできるので、効率よく不用品が処分できるなど、状況によっては良い選択肢となります。

③ その他の選択肢:ネットオークションやフリマアプリ
大手のネットオークションで、工場機械を目にした方もいらっしゃると思います。実際に、工場で使用するような機械が出品されることがあります。専門業者が受け入れていない機械も、ネットオークションなら取引が成立する可能性がありますが、留意点もあります。大型の機械であれば輸送の問題が出てきます。輸送費はどのくらいか、直接受け渡しが可能かどうかと言った事前の確認と対応が必要になります。

当社Ekuippは、上記の輸送や受け渡しについても手厚くサポートをしてくれる中古機械に特化したインターネットサービスです。在庫を抱えないで直接事業者間での売買を成立させることができるので大変お得になっております。インターネットがよくわからない方に対しても電話、メール、Fax等でも対応しております。

機械を処分するにあたって疑問をクリア!

「機械を処分することは決まったけど、その他にも知りたいことが…」ここでは、そんな疑問にお答えしていきます。

Q.機械を処分するときの決め手は何ですか?
A.代表的な例を挙げます。
• 不具合が出る頻度が上がっている
• 機械の性能が充分でないと感じる
• 使用年数が10年を超過している
• 使用する予定がない機械をそのまま置いている
これらに当てはまる場合は、処分を検討してみましょう。

Q.動作できなくなった工作機械は再資源化される?
A.リサイクル工場などで素材ごとに分類分解されて、再生資源にリサイクルされます。そして、新たな製品の原料として使われます。そのほか、部分的に修理用の部品として活用されるケースもあるようです。

Q.専門業者による機械の引き取りは有料が多いですか?
A.引き取る機械に値段が付くようであれば無償引き取りも可能です。

Q.高く買い取ってもらいたいと考えています。コツはありますか?
A.置いておけば置くほど、機械は古い型になっていきます。タイミングを逃さず、すぐに売却を進めることがポイントになります。

Q.引き取りの業者を選ぶ際に注意することは?
A.実績をしっかりと比較すること。また、その時の買い取り強化の情報も確認し吟味してください。

Q.不要機械が複数あります。まとめて買い取りを手続きした方が高価格で売却できますか?
A.その業者の買い取り規定や機械にもよるため、まずは査定に出してみましょう。

Q.工作機械の処分コストを抑えるためにできることはありますか?
A.処分コストが膨らんでしまっては元も子もありませんよね。
下記の3つの点を検討してみてください。
① 回収コストが安い方法を選択する
② 処分コストが安い業者を選ぶ
③ 数量をまとめて処分する

補足
工場で使っている機械が不要になったら、即処分するのがお勧めです。それは、買い取りという選択肢の可能性を高められるからです。「とりあえず様子を見てみよう」と、放置してしまうことで、買い取りの可能性が下がっていくことが非常に多いので、先手を打って、できるだけ早く査定してもらうべきだと考えます。

売却できる機械の条件がご理解いただけたかと思います。

まとめ

今回は、工場で不要になった機械を処分したいときにどうすればいいかについてまとめました。
色々選択肢があるのでぜひ参考にしてください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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ライタープロフィール
Curumi

京都大学文学部卒、企業の人事部や編集部を経て現在は在宅でライティングを中心に活動。企業広告やファッション等さまざまなジャンルに取り組んでおります。関西在住、小学生男子育児に日々奮闘中です。

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