計測器、測定器紹介 vol. 6 – 自動車排ガス測定器

計測器、測定器紹介 vol. 6 - 自動車排ガス測定器

「ハイスペックな自動車排ガス測定器が欲しい!」
「けど、買えるほどの予算は無い・・・」
とお困りの企業様に、ご朗報!
ハイスペックなのに安価なレンタル計測器はいかがでしょうか?
大手自動車メーカーの排ガス検査結果偽装など、ユーザーからの信頼が揺らいでいる時にこそ、ちゃんとした計測器できっちり検査結果を示したいですよね。
「ところで、そもそも自動車排ガス測定器ってなに?」
という企業様も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、自動車排ガス測定器について、解説させて頂きたいと思います。

なぜ、自動車の排ガスを測定する必要があるの?

自動車 中古

自動車の排ガスを測定するのは、人間でいうと血液検査をするようなものです。
自動車排ガスを分析すれば、自動車の状態、中でもエンジンの状態が良く分かるそうです。
もっとも、近年の自動車は、エンジンのみならず全体的にハイスペックなことが多いのが現状です。したがって、排ガスもクリーンで、含まれる有害物質の量も、かなり減っています。
逆に言えば、「計る」ことがとても難しくなっている、ということです。
したがって、測定機器自体にも、改善が求められています。

自動車の排ガスの成分には、どんなものがあるの?

中古車

まずは、排気ガスの定義を確認したいと思います。
「排気ガスとは、燃料(ガソリンや軽油など)がエンジンで燃焼(激しく燃えること)、または化学反応を引き起こす事により発生する気体のことで、大気中に放散されるものを指す。」
一酸化炭素(CO)や窒素酸化物(NOX)が代表的な成分です。
ちなみに、日本工業規格(JIS)では、エンジンでの燃焼以外によって発生するガスは、排気ガスには含まないそうです。
面白いけど、ややこしいですね。
さて、成分についてですね。
先に説明した一酸化炭素(CO)や窒素酸化物(NOX)の他、粒子状物質(PM)や炭化水素(HC)、二酸化炭素(CO2)、硫黄酸化物(SOX)など、複数の物質が含まれます。

どうやって自動車の排ガスを測定するの?方法は?

次に、 自動車排ガス測定器の仕組みについて解説させて頂きます。
ガソリン車を使う過程で出る排ガスのうち、規制対象成分にあたる2種類、一酸化炭素(CO)・炭化水素(HC)を測定するには、「非分散赤外線吸収法(NDIR)」という方法を使います。

「非分散赤外線吸収法(NDIR)」とは?

この方法は、「多くのガスは、それぞれ固有の波長の赤外線を吸収する」という性質を利用しています。自動車の排ガスを測定セルに導き、赤外線を照射すると、それぞれのガス固有の波長の赤外線が、濃度に比例して吸収されます。
こうして吸収された波長では、赤外線の強度が弱くなるので、その強弱の度合いを検出器で拾って、それぞれのガス成分の濃度に変換する仕組みです。
ちなみに、非分散赤外線吸収法(NDIR)以外の測定方法としては、ガスクロマトグラフィーなどがあります。

(ガスクロマトグラフィーについては計測器、測定器紹介 vol. 2を参照)

こういった自動車排ガス測定器は、国内・海外の自動車メーカーの製造・品質検査を初め、自動車の部品メーカー・研究機関・大学等で、幅広く使われています。そして日頃、自動車の整備・修理・車検などを行っている車検工場・整備工場・ガソリンスタンド等では、それら以上にたくさんの拠点で、排ガス測定が日夜行われています。
こういう場所で、排ガス測定器に特に求められる性能は、「小型で扱いやすい」という点です。
なので、最新型のポータブル式自動車排ガス測定器では、表示部をこれまで以上に見やすくしたり、ボタン1つ押すだけで測定できるようにする等、現場で使い易く、作業効率を上げるための工夫がなされています。
加えて、パソコンと双方向接続可能なディジタル入出力端子を搭載する等、現場のIT化にも対応できるようになっています。

自動車排ガス測定器は中古?レンタル?

ここまで読んでいただけたならば、大まかな原理と用途はお分かりいただけたと思います。
「よし、弊社でも自動車排ガス測定器を導入しよう!」と思っていただけたら、うれしい限りです。そこで気になるお値段ですが、もちろんスペックによって異なります。
「高性能で測定したい」ということになりますと、なんと数十万から百万円近くもする高価な商品になってきます。

(※あくまで参考価格です。用途に応じてスペックをダウングレードさせて、安価で購入できる商品も、もちろんご用意してあります。)

予算的に厳しいようでしたら、中古やレンタルを検討するのもありかもしれません。
「持っているけどもう使わないな」という方はぜひ、買取業者に売却するオプションも考えてみてください。

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