「なるほど家電」で急成長! アイリスオーヤマのモノづくり視点

「なるほど家電」で急成長! アイリスオーヤマのモノづくり視点

アイリスオーヤマといえば、押し入れ収納やペット用品をすぐ思い浮かべてしまうのですが、最近は「家電が使いやすい、すごい、欲しくなる」という声を多く聞くようになりました。実際私も調査してみますと、「欲しいなぁ〜」「あったら便利だな〜」と思う家電がたくさん開発されていました。
今回は、家電メーカーとして急成長しているアイリスオーヤマの歴史と家電メーカーへの転身についてお話しいたします。

アイリスオーヤマの歴史

大阪 アイリスオーヤマ イメージ

アイリスオーヤマの前身は大阪府東大阪市に創業した「大山ブロー工業所」です。当時は、プラスチック製の養殖用ブイや育苗箱などを作るメーカーでした。
しかしながら、1964年に創業者である大山森佑氏が急逝し、大山健太郎氏が19歳の若さで家業を引き継ぐことになりました。
1971年に法人化し「大山ブロー工業株式会社」となり、1972年に新設した仙台工場を主力工場としました。その際に創業の地である東大阪市の工場は閉鎖となりました。
1991年に、現在の「アイリスオーヤマ株式会社」の社名となりました。
創業時のプラスチック製品の流れで、家庭用プラスチック製品が主力製品でした。特に半透明収納ケースが非常に人気を集め、会社が大きく成長する製品となりました。その他に、インテリア用品・ペット用品・日用品などのプラスチック製品を数多く世に出しています。
実際、ホームセンターで必ず見かける会社名ですよね。

家電参入そして急成長

急成長 ビジネス イメージ

2005年のシャープとの空気清浄機共同開発や、2009年のLED電球の製造・販売などを皮切りに、アイリスオーヤマは「家電メーカー」として急成長をします。

その技術力を支えているのは、シャープやパナソニックといった元大手家電メーカーのベテラン技術者たちです。経営が苦しくなり、やむをえずリストラした人材を、アイリスオーヤマが大量に雇い入れたのです。結果として、わずか8年で家電の打ち上げを660億円にまで急拡大させたのです。

新参の家電メーカーは「ジェネリック家電」と揶揄されます。つまり、リードしている大手家電メーカーの古い技術を使って作られているケースが多く見られます。しかし、アイリスオーヤマの開発指向は「引き算」のモノづくりです。

大手家電メーカーが作る製品は一般的に、機能が満載でそのために価格が高いものが多いです。それらの機能は、ユーザーが全て使いこなしているかというとほとんどがそうではないでしょう。

アイリスオーヤマの目線は「引き算」をして「低価格化」すること、さらにユーザーが本当に必要としている「他にはない機能」を盛り込むことなのです。

ユーザー心理に直接訴えることで、「ジェネリック家電」ではなく「アイリスオーヤマの家電」として認識されているのです。

ユーザー目線の「なるほど家電」

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アイリスオーヤマが開発・製造し、人気を集めている商品をいくつかご紹介いたします。

  1. 2つの料理が同時にできる「両面ホットプレート」
    折りたたみ式のホットプレートです。左右で各々温度調整が可能です。たこ焼きプレートも付属しています。折りたためるので収納もコンパクトです。温度調整が80〜250度なので、加熱調理後は保温としても使えます。フライパン調理後の保温にも使えます!
    パーティなどで大活躍しそうなアイテムですね!
  2. 置き型ドライヤー
    ドライヤーって案外重たくて、髪の毛をずっと乾かすために持ち続けるのは非常に重労働です。そこでアイリスオーヤマは「置き型ドライヤー」を開発しました。
    重たいドライヤーを持ち続けることもありませんし、髪の毛を乾かしている間に化粧水をつけたりするなど他の作業ができるようになりました。
  3. 布団乾燥機
    従来の布団乾燥機は、布団全体に温風を行き渡らせるために付属のマットがついていました。マットを広げて布団を被せるのですが、マットそのものの収納が非常に面倒でした。
    アイリスオーヤマの布団乾燥機はノズルを差し込む形式で、マットが不要です。マットがなくなったおかげで取り回しが良くなりました。こまめに使うことができるようになったので、ダニ退治も億劫にならずにできそうですよね!
  4. カロリー表示機能つき炊飯器
    ご飯をよそう際に、そのカロリー量が表示される炊飯器が大人気です。炊飯そのものも高性能で、水量も測定してくれるため美味しく炊ける水量で炊くことができます。
    お米の銘柄ごとに炊飯も可能で、人気のコシヒカリを始め、つや姫・あきたこまちなどの銘柄ごとに炊き分けることができます。

まとめ

アイリスオーヤマのモノづくりに対する姿勢はまさに「爆発力」です。1年に1000もの新製品を生み出せる開発力と、社長以下の決定力の速さがそれらを可能にしています。

今は退任し会長となった大山健太郎氏の座右の銘は「心身一如(身と心は1つが如く)」です。行動が考え、考えが行動になる仕事や生活を心がけているそうです。心というのは会社における「企業理念」にあたるもの、そして具体邸に会社経営につなげて行っています。

生活の中にも「家電」のヒントがたくさんあります。企業理念を元に、生活態度そのものも一如としていくのが大山会長の考えです。

あなたの生活の中にも、数多くのアイデアが眠っているに違いありません。視点を多く持つことが大事である、そう教えられたような気がしました。

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